吹田市生活困窮者就労準備支援事業

就労は経済的自立だけではなく、日々のリズムを整え、社会での役割を得つつ成長するための機会でもあります。千里寮では社会との関わりに不安を抱えている・生活リズムが崩れている等、就労に向けた準備が整っていない方に一般就労に従事する準備としての基礎能力(生活リズムを整える・コミュニケーションを取る・自己肯定感を高める等)を一人ひとりの状況に応じて最長1年間、計画的に支援していきます。就労に必要な基礎能力の形成及び、就労意欲の換気を図り、一般就労や就労訓練事業に繋げていくことを目的としています。  

支援ブログ

健康栄養講座

今日は、インフルエンザやノロウイルスが懸念される季節なので、

自身でできる予防策、『手洗い』をしました。

まずは、普段どれだけきちんと手洗いできているか試しました。

手に特殊な粉をつけて万遍なく手の甲・手のひらに伸ばしてまずは水洗い。

見た目ではわからなかった汚れが、指先・指の間・手のしわの間に残っていました。

次に石鹸を使って手洗いするとほとんど粉の跡はなくなってきれいになっていました。

皆さんこれには驚いておられ、手洗いの重要性、特に石鹸を使っての手洗いが大切だと、

おしゃっていました。

目に見える形にするととても分かりやすいと実感できる経験でした。

記入 深村

 

12月15日 社会見学

社会見学でくるくるプラザに行ってきました。

場所は万博公園の東側にあり、吹田市のごみ処理を担っています。

 

吹田市では12種分別されていて、回収されています。

その中でも資源ごみは破砕選別工場でさらに細かく分類され、最後は手作業で分別され、

資源として使えるものを取り出していました。

また、くるくるプラザ内には、各種工房があり、自転車工房では回収された自転車から使える部品をとって、

1台の自転車に仕上げたり、紙すきの工房では牛乳パックを使ってはがきやしおりにしたり、

布の工房では傘やネクタイを使ってバッグにしたりといろいろな形でリメイク・リユースされていました。

他にもガラス・陶芸・木工の工房があり、木工では家具を修理等して販売もされていました。

基本、各工房に置かれている工具などは無料で利用でき、他の市の方でも利用できるそうです

(詳しくはくるくるプラザまで)。

見学を始めるとき言われた『混ぜればごみ、分ければ資源』がとてもよくわかる社会見学でした。

次回の社会見学は2月に阿倍野防災センターを予定しています。

記入 深村

 

 

 

 

10月25日 社会見学

今回は伊丹空港に社会見学に行きました。

空港で働く、いろいろな職種の人を見ました。

まず、チケットの販売、搭乗手続きをするカウンター。

次に、手荷物検査場。

搭乗前の最後の手続きです。

あとはフライトデッキから飛行機の発着の様子見学しました。

この間、チケット販売、案内、保安、飲食店、土産物屋、パイロット、CA、飛行機への荷物積み下ろしなど

様々な場面で働いている人たちを見ました。普段は、あまり気にも留めていないところでいろいろな職業が

あることを知る良い機会だったと思います。

記入 深村

 

10月16日 グループワーク

今回はお金の使い方をテーマにグループワークを行いました。

以下のようなテキストを使って意見を出し合い話し合いました。

お金の使い方

クレジットカードを使った時の便利なところ、危険なところを中心に話し合いをしました。

良かったところとしては、お金が足りない時にクレジットカード会社に相談したことやお酒が飲めたこと、

また、良いところはなかったなどいろいろな意見が出ました。

悪かったところとしては、カードにしたらお金の使い道がわからなくなるやカードでの支払いの意味がよく分かっていないやポイントはおまけ程度なのにそれを貯めにいった、また、そもそもクレジットカードを申し込んだことがいけなかったなどの意見が出ました。

最後の今後のAさんについては、破産に近づいていくや首が回らなくなるやリボ払いでは利息や手数料がついて支払い残額が増えて、払えなくなるなどの意見が出ました。

これからの時代、キャッシュレスが進みカードを使うことも増えてくと考え、このようなテーマでグループワークを行いました。カードのことをよく理解されている人、あまり理解されていない人、いろいろな意見が出て意味のあるグループワークだったのではないかと思います。

 

記入 深村

8月24日 社会見学

今日は江坂にある”ダスキンミュージアム”の見学に行きました。ここは”ミスドミュージアム”と”おそうじ館”の2つのフロアーに別れていて、まずは1階のミスドミュージアムから見学しました。ミスタードーナツのこれまでの歴史についての展示を見て、いよいよミスドキッチンでドーナツ手作り体験、と行きたかったのですが予約が取れず、外から見学だけとなりました。

予約は2か月前から可能ですが、夏休み以外でも予約はなかなか取れないようです(T_T)

ちなみに参加料金は500円です。

次は2階に上がって、おそうじ館の見学をしました。おそうじの歴史や掃除道具の変遷などの展示がありました。

掃除の仕方についての解説などもあり、部屋をきれいにしたい方にはおススメです。

今回の社会見学は、参加者が2名とさみしい感じでしたが、就職が決まって退所された方・実習に行かれている方・ハローワークで仕事探しをされている方など様々な理由で参加できない方がおられたので、就労準備支援事業としては良い傾向なのかな、とも思いました。

 

記入者  深村

 

5月25日・26日 調理実習

5月25日・26日に、わくわくワーク千里では調理実習をしました。

2か月に一度のプログラムで今回は親子丼と焼き野菜のサラダを作りました。

普段は自炊することも少ないと思われますが、皆さん落ち着いた包丁さばきで野菜を切っていました。

切り終えたかぼちゃ・ピーマン・なす等をホットプレートで焼き、お皿に盛りつけました。

色合いもきれいなサラダが完成しました。

いよいよメインの親子丼です。

親子鍋にだしを入れて、玉ねぎを入れて、鶏肉を入れたらしばらく煮込み、鶏肉に火が通ったら溶き卵を入れて、えんどう豆を入れて完成です。

ここで使った玉ねぎとえんどう豆は自分たちが畑で育てたものを使用しました。

あとはご飯にかけて完成です。

最後はみんなでおいしく頂きました。

記入 深村

5月19日 社会見学

5月19日、日本銀行大阪支店に社会見学に行きました。

さすがに、銀行の銀行・政府の銀行・発券銀行と呼ばれるだけあって、見学の予約の段階からいろいろと提出しておかなければならないものがありました。

まず、3か月前から電話で見学予約を入れて、住所・団体名・代表者名を登録し、日本銀行から封書が送られてきます。その中に、見学参加者リストが同封されていて、参加者の氏名を、見学の2週間前までに、郵送・FAX・メールなどで送付しておかなければなりません(当日の欠席はOKですが、AさんからBさんへの変更はNGです)。

見学当日は、封書に同封されていた、予約表を持っていざ日銀へ。

内部に入ってからも、カメラ・ビデオなどの撮影は出来ず、ほとんどの荷物をロッカーに預けて、金属探知機を通ってようやく見学です。

まず、窓口業務を見学しました。窓口はよく街中の銀行で見かけるような感じのもので、1から4までか納付などの業務、5から10までが決済業務などと分れていました。一般の人も反則金の納付やお金が破れたり、燃えたりしたときに紙幣の交換で来られることがあるそうです。

次に、お金の流れや紙幣の偽造防止技術ついての展示室を見学し、1億円の重さの体験などもしました。

普段目にすることがあまりない日銀内に入れたことは貴重な体験でした。

内部の撮影は出来なかったので、外観だけご覧ください。

記入 深村

3月22~24日 調理実習

3月22日~24日、数人ずつのグループに分かれて調理実習を実施しました。

メニューは、焼きそばと餃子、わかめスープ。

焼きそばには豚肉のほか、キャベツ、モヤシ、ニンジンなどの野菜をいっぱいいれました。

餃子を焼くのははじめてという人も、フライパンでこんがりと上手に焼くことができました。

あーだこーだ意見を出し合いながら、楽しく料理をすることができたと思います。

次回は5月を予定しています。

 

記入:岡本(ま)

 

 

 

 

 

3月16日 社会見学

今日は月に一度の社会見学。

グランフロント大阪にあるエアコンでおなじみのダイキン工業のショウルーム”フーハ大阪”に行ってきました。

おしゃれな感じの外観でエアコンのショウルームには思えない感じでした。

中には、住宅用エアコン、業務用エアコン、海外用エアコンなどが展示してあり

普段目にすることもあまりない大型の室外機も見ることができました。

ただ今回は、いつのもの工場見学と違い、実際のものが作られてるところなどは見ることができず

皆さん少し物足りなさを感じていたかもしれません。

 

4月以降の予定は、NHK大阪放送局、日本銀行大阪支店などを考えています。

 

記入 深村

 

 

 

2月10日 社会見学~西成区釜ヶ崎(あいりん地区)を歩く

この日は、月に一回の社会見学。

みんなで大阪市西成区の釜ヶ崎(あいりん地区)を歩きました。
日雇い労働者のまちとして知られた釜ヶ崎では、仕事が減ってしまったため、

野宿を余儀なくされる労働者も多くいます。
そうしたなか、社会福祉政策がすすみ、行政や民間の組織を中心に、
さまざまな支援がすすめられてきています。
そして苦難を乗り越え、何か新しいものを生み出そうとする人たちも存在します。

 

【簡易宿所(ドヤ)が立ち並ぶ釜ヶ崎】

 

今回はまず、社会福祉法人 大阪自彊館が運営する救護施設 三徳寮を訪問し、
そこでおこなわれている自立支援プログラムや中間的就労の現場を見学しました。

特に中間的就労は”わくわくワーク”のメンバーにとっても関わりがある内容であるため、

興味をもってお話を聞けたと思います。

また三徳寮の屋上につくられた菜園も見学しました。

 

【救護施設三徳寮の屋上に設けられた菜園】

 

続いて、あいりんセンターや大阪社会医療センターなどを訪問したのち、

釜ヶ崎の”通称”三角公園(萩之茶屋南公園)に行きました。

ここでは、日雇い労働を40年以上続けてきた男性の話をうかがいました。

これまで苦労したこと、しかしそののち音楽と出合い、人とのつながりもたくさんでき、

昨年からは高校にも通っているという体験談は、みんなの心にもしみわたったと思います。

 

【三角公園で出会った労働者から話を聞きました】

 

釜ヶ崎のメインストリートに面した一角では、花壇をつくっている男性に会いました。

ここは行政が管理する土地なのですが、この男性はゲリラ的に花壇をつくりはじめ、

現在では地域の人びとだけでなく行政の方も協力的になってきているそうです。
もともとは、釜ヶ崎で亡くなった人たちを供養するためにこの”ゲリラ花壇”をつくりはじめたとのこと。
私たちも線香をあげさせていただきました。

 

参加者からは「実際に見たあいりん地区の印象は、最初もっていた悪いイメージではなかった」

との感想も寄せてもらいました。

 

【”ゲリラ花壇”にはたくさんの花が咲いていました】

 

記入 岡本(ま)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月25日~27日 調理実習

就労準備支援室では、二か月に一度、調理実習のプログラムがあります。

これまで調理実習は近隣の公民館の調理実習室を使用していたのですが、

利用できる時間が決まっているため、じっくりと調理することがむつかしい状況にありました。

そこで今回より数名ずつ何回かに分かれて就労準備支援室で実施することにしました。

メニューは皿うどんとおにぎり。皿うどんは具に野菜をたっぷり使いました。

日常の食生活ではどうしても野菜不足になりがちなので、野菜をいかに使うかは大切な課題です。

試食のときには、レコードでムードのある音楽を流して、優雅な気分を味わいました。

次回の調理実習は3月の予定です。

 

記入 岡本(ま)

 

 

1月24日 社会見学~造幣局へ

社会見学で大阪市北区天満にある造幣局に行き、工場と博物館の見学をしました。

造幣局の工場では、500円、100円などの硬貨、勲章、オリンピックのメダル、

国民栄誉賞の楯なども作られているそうです。

ビデオ映像を見たあと係りの方の案内のもと、硬貨が製造される過程をまなびました。

博物館では日本の古い硬貨や世界各地のユニークな硬貨などが展示されていました。

この造幣局があるところは桜の名所(桜の通り抜け)としても知られています。

「桜の季節に来たいね」という声も聞こえました。

造幣局での見学のあと、大阪天満宮にも立ち寄りました。

ちょうどこの日は初天神でおおぜいの参詣客でにぎわっていました。

少し遅い初詣で、みんなの気持ちがさらに引きしまったことと思います。

 

記入 岡本(ま)

 

 

 

1月12日 健康栄養講座

看護師と栄養士を講師とした”健康栄養講座”を実施しています。

この日のテーマは「手洗いについて」。

ひとりずつ手洗いをして、特別な粉を用いて、どれくらい洗い残しがあるのか確認してみました。

そして効果的な手洗いの方法や感染症についての基礎的なことがらをまなびました。

インフルエンザなどの感染症が流行しやすいこの時期、その予防として手洗いはとても有効です。

健康栄養講座は毎月一回やっています。

 

記入 岡本(ま)

12月21日 健康栄養講座とクリスマス茶話会

 

就労準備支援室(わくわくわーく千里)では、毎月一回”健康栄養講座”を実施しています。

この日は栄養士の資格をもつスタッフを講師にむかえ、ソフトドリンクについてまなびました。

コーラやサイダー、缶コーヒー、紅茶、スポーツドリンク、オレンジジュースなどなど。

私たちはふだんこれらを何気なく飲んでいますが、どれくらいの量の砂糖が使われているか

しっかりと把握していません。

今回の講座では、ソフトドリンクに含まれている砂糖の量を実際に知り、

そしてどれくらいの量が適量なのかについてまなびました。

想像以上に砂糖が多いものがあるいっぽうそうでないものもあり、発見がありました。

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健康栄養講座が終わってからは、引き続き”クリスマス茶話会”を開催しました。

この日に向けてクリスマスツリーの飾りつけをすすめてきました。

またうれしいことに仲間のひとりがサンタの人形を持ってきてくれました。

サンタにはオルゴールが内蔵されておりクリスマスソングが流れます。

おだやかな気持ちにひたりながら、みんなでこの一年をふりかえりました。

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記入 おかもと(ま)

12月16日 社会見学~アサヒビール吹田工場へ

 

この日は、吹田市内にあるアサヒビール吹田工場に行きました。

明治時代に大阪麦酒会社が設立され、吹田村醸造所がつくられました。

地域の歴史を知ることはとてもだいじなことです。

また実際にビールがどのようにつくられ、製品となっているのか、その工程をまなびました。

社会見学は毎月一回、開催しています。

次回は翌年の1月24日(火)、造幣局(大阪市北区)に行く予定です。

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記入 岡本(ま)

 

 

 

 

 

社会見学~国立民族学博物館へ

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11月10日(木)、万博記念公園内にある国立民族学博物館にみんなで行きました。特別展”見世物大博覧会”では、見世物や芸能で生きる人びとのおもしろさだけでなく大変さなどもわかりました。また常設展では、世界のさまざまな民族の伝統的な文化にふれ、世界にはさまざまな暮らしや生き方があることをまなびました。

わくわくわーく千里では、毎月一回社会見学を実施しています。今回のような博物館のほか、企業・工場見学などもおこなっています。働くことのイメージをつくり、社会に対する興味を深めたり、視野をひろげることを狙いとしています。

11/21 調理実習

11月21日(月)

この日は調理実習を実施しました。メニューは、カレーライス、サラダ、そして野菜スープ。野菜を切るところから始め、みんなで手分けをしながら調理しました。(1)栄養バランスよく、(2)費用をあまりかけず、そして(3)手間をかけずに、これら3点に留意しながらやっています。少し甘口のおいしいカレーが完成しました。食生活を考えることは健康の基礎であり、ひいては就労するうえでもきわめて大事な事です。次回は来年一月を予定しています。
記入:岡本(ま)

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平成28年8月1日 就労準備支援事業開始!

いよいよ本日から事業開始です。

こちらのページでは訓練の様子や毎月の予定表などをアップしていきますので、よろしくお願いします。

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記入者 西脇